其の三十:クライアントからのダメ出しは誰のせい? 事例詳細|つなweB
其の三十:クライアントからのダメ出しは誰のせい?

大手呉服屋の美濃屋からウェブ制作の相談を受けたスイスイディレクターのミネアサヒと、その部下で七転八倒ディレクターの新之助。 制作パートナーから納品された成果物のチェックを終え、クライアント向けのテストアップまでこぎつけた。 翌日、クライアントから連絡が入り…

この記事の監修者

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関根 聖二

株式会社スパイスワークス代表取締役、スパイスワークスミャンマー CEO。 WEBサイト制作で培ったノウハウを活用し、企業のDX推進や、世界最先端の教育DX研究プロジェクトに携わる。

~ディレクターのリーダーシップ篇~

 

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ディレクターが責任を負うべき理由とは?

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制作スタッフやパートナーの力で仕上げられた成果物。ですが、ディレクターがそれを認めてクライアントに提出した以上、どんな指摘が入ってもディレクターが責任を持たなくてはなりません。

もし、内部チェックの段階でディレクターが問題点を指摘したなら、そこまでのクオリティは制作側の責任で担保してもらう必要があります。しかし、ディレクターが確認してOKを出し、クライアントに提出したなら、そこから先はディレクターが認めたものとしてクオリティに対しての責任を負うことになるのです。

クライアントから不備やミスを指摘されても、ディレクターがOKと判断し提出したのだから、それはディレクターの責任です。ディレクターがやるべきは、「自分が気付かなくてごめんなさい」と謝り、良い形に修正できるようクリエイターに協力をお願いすることです。
間違ってもここで制作側にクオリティの責任を転嫁するようなことをしてはいけません(TдT)。ディレクター自身が自分の役割に価値がないと言っているようなものですからね!

今後もディレクターのリーダーシップで制作スタッフに動いてもらうためには、制作スタッフとの信頼関係が欠かせません。自分に非があるところはしっかりと認めてこそ、制作スタッフとの信頼関係を構築できるのです。

さて新之助さん、クライアントから指摘された点はただ受け止めてそのまま対応するのではダメ、というのはこれまでの修行でおわかりですよね。 デザイン・設計の狙いをきちんと伝え クライアント側が指摘する意図や事情をよく理解した 上で、お互いに納得できる対応を探りましょう。

今日の教訓

 

 

次回予告

 

mineasahi
 

次回! 馴染みの外注さんでも絶対に気を付けなければいけないポイントとは?

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ミネアサヒ
 

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