大手呉服屋の美濃屋からウェブ制作の相談を受けたスイスイディレクターのミネアサヒと、その部下で七転八倒ディレクターの新之助。 テストアップ後の修正も無事に完了 し、納品も見えてきた。ようやく腰を落ち着けて、外注費用の処理を進めようとする新之助だったが…
この記事の監修者
~ディレクターの進行管理篇~
馴染みの外注先でも気を付けるべきポイントとは?
外部パートナーに制作を依頼する際、付き合いが長い相手だとつい制作を急いで、見積りや発注書などの書類上の処理が後回しになりがちです。
いつもお願いしている作業だからと、手間を省いても問題なく済むことはあるでしょう。しかし、途中の追加・変更で現場の負担が急に増すなど、予定より工数がかかってしまった場合、後から想定以上の制作費を請求される…なんてことにもなりかねません。
そうならないために、必ず先に見積りをもらい金額をFIXさせてから制作を進めてもらいましょう。 自分たちがクライアントから追加依頼を受ける場合と同じように、「手をつける前に値をつける」ですね!
ただ、案件によっては最初の段階で金額を固めるのが難しいケースもあります。その場合は、条件付きの見積もりにしておくと良いでしょう。例えば、制作点数が増えた場合は別途見積りをする、イレギュラーな作業が発生する際は事前に相談してもらう、といった具合です。
また、クリエイターの中には見積り金額を出すのが苦手な方もいらっしゃいます。フリーランスの方などは特にそうかも知れませんね。そんな時は、こちらから発注内容と金額を提示して、了承してもらったほうが良い場合もあります。
外部パートナーは、良いものづくりのために欠かせない存在です。頼れる相手と良い関係を続けるためにも、こうした書類仕事をきちんとこなすのがディレクターの腕前ですよ♪
今日の教訓
次回予告
次回! 謝罪の目的って許してもらうことだっけ?・・・ 否(いな)っ! 次回は間違えると危ない、「謝罪の正しい目的」について伝授するぞ!
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