Visual Studio 2022、Gitリポジトリ10個まで同時使用に対応 事例詳細|つなweB
Visual Studio 2022、Gitリポジトリ10個まで同時使用に対応

Visual Studioエンジニアリングチームは11月14日(米国時間)、「Multi-repository Support Released! - Visual Studio Blog」において、Visual Studio 2022 version 17.4からマルチリポジトリサポートを実現したと伝えた。これは開発者コミュニティから要望の多かった機能の一つであり、このバージョンから一度に最大で10個のアクティブなGitリポジトリを持つことが可能になったとされている。

大規模なプロジェクト、例えば大規模なWebプロジェクトにおける開発では、フロントエンド、データベース、ドキュメント、API、サードパーティ製ライブラリなど、さまざまなソフトウェアを利用するために複数のリポジトリを同時に操作する必要が生じる。これまではこうしたケースで複数のVisual Studioインスタンスを開く必要があったが、Visual Studio 2022 version 17.4からはそうした操作を1つのVisual Studioインスタンスで実施できるようになった。

Visual Studio 2022をVisual Studio 2022 version 17.4以降にアップデートし、複数のリポジトリを使用するプロジェクトを含むフォルダやソリューションを開くと、マルチリポジトリサポート機能が有効になる。

一度に最大10個のアクティブなリポジトリをサポート可能とされている。この値が設定されている背景には、プレビューの段階で10リポジトリを超えるユーザーが0.05%未満であったこと、I/O・CPU・UIの応答性に対するパフォーマンス上の影響などがあるという。今後も調査とフィードバックを受け付けつつ、より優れたエクスペリエンスンスを提供するとしている。

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