日々奮闘するWEBディレクターの現場。そこは戦国さながらの生き馬の目を抜くような世界。その中でも水鳥のようにスイスイと進みつつ、クライアントや制作スタッフとの信頼関係を築き上げるディレクターがいる。この道場では、日々のプロジェクト進行から「七転八倒ディレクター」と「スイスイディレクター」の違いを探ります。(前回の内容はこちら)
この記事の監修者

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関根 聖二
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株式会社スパイスワークス代表取締役、スパイスワークスミャンマー CEO。 WEBサイト制作で培ったノウハウを活用し、企業のDX推進や、世界最先端の教育DX研究プロジェクトに携わる。
~ディレクターのリーダーシップ遍~


メンバーのノリがイマイチ…こんな時どうする?


プロジェクトはディレクターのものではありません。
ディレクターも参加者の一人であり、ただ進行管理という役割を担っているにすぎませんね。
それはエンジニアがシステムを担っているのとなんら変わりはなく、そこには「役割の違い」があるだけです。
しかし気づけばいつしかそのプロジェクトがディレクターのものとなり、制作メンバーはディレクターのプロジェクトに「他人事」として手伝っている…。
そんなプロジェクトに心当たりはありませんか?
実はこの状況を作っている原因の多くはディレクター本人なのです。
ディレクターのリーダーシップ不足ですね。
ちょっと厳しいこと言ってしまいましたー♥
ディレクターのリーダーシップの取り方次第で周囲を巻き込むことができます。
メンバーを巻き込むのもディレクターであれば、他人事にするのもディレクターと考えましょう!
メンバー全員が当事者として積極的に参加しているプロジェクトって素敵ですよね♥
とはいえ、「もっと当事者として関わってよ~!」と頼んでもみなさんなかなか乗ってきてくれませんね。
ここでプロジェクトメンバーを当事者にする3つの効果的な方法をお知らせします。
1)打合せに同席してもらう
2)企画から参加してもらう
3)メンバーに判断をゆだねる
意外と簡単そうではありませんか?
それでは一つずつご説明します。
1)打合せに同席してもらう
プロジェクトメンバーを当事者にする最も簡単な方法は、クライアントとの打ち合わせに同席してもらうことです。
顧客の顔が見えれば制作メンバーの意識も変わります。
相手の顔を知って自分の顔を知られれば、中途半端な仕事はできませんよね。
また顔を知っているクライアントが喜んでくれれば、制作側のモチベーションも高まります。
専門分野についてのクライアントとのやりとりを制作メンバーに対応してもらうのも良いでしょう。
無記名のソーシャルメディアで無責任な発言が並ぶのと同じで、クライアントと接していなければそれだけプロジェクトに対して無責任になっても仕方がありません。
2)企画から参加してもらう
企画から入ってもらうことも大切なのですね。
企画に関わることで、制作スタッフにとって「自分のプロジェクト」になります。
3)メンバーに判断をゆだねる
プロジェクトの進行においても、全てディレクターが判断するのではなく、意識的に制作メンバーに質問し、判断を委ねることも効果的です。
もちろん他にも色々としなければならないことはありますが、上記を意識するだけでメンバーの当事者意識は変わります。
あなたはプロジェクトで一人ぼっちになってしまうこと、ありませんか?
今日の教訓

次回予告

次回! 「ちゃぶ台返し」による非効率を避ける、究極奥義とは?


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日々のプロジェクト進行から「七転八倒ディレクター」と「スイスイディレクター」の違いを探りましょう。
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