其の十六:ディレクターの初動がチームのモチベーションをつくる 事例詳細|つなweB
其の十六:ディレクターの初動がチームのモチベーションをつくる

大手呉服屋の美濃屋からウェブ制作の相談を受けたスイスイディレクターのミネアサヒと、その部下で七転八倒ディレクターの新之助。 前回はアサインされたメンバーに戸惑いを隠せなかった新之助だが、ミネアサヒのアドバイスで落ち着きをとりもどし、 いよいよプロジェクトが本格的にスタート! のはずなのだが、新之助はこのところのんびりモードの様子・・・

この記事の監修者

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関根 聖二

株式会社スパイスワークス代表取締役、スパイスワークスミャンマー CEO。 WEBサイト制作で培ったノウハウを活用し、企業のDX推進や、世界最先端の教育DX研究プロジェクトに携わる。

~ディレクターのリーダーシップ篇~

 

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チームのモチベーションアップに大切なものとは?

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「最初の1時間と最後の1時間の違いを知る」の回 でもお話ししたように、「誰が・何を・いつまでにやるか」をスタートの時点でしっかりドキュメントにまとめ、道しるべを示すのは、ディレクターの大切な役割です。
 

こうすると、プロジェクトメンバーが全体の流れの中で自分の役割を理解でき、自律的に仕事を進めることができるようになりますよね。またディレクターにとっても、何かにつけて質問され声をかけられて常に忙しい状態に陥ることを避け、自分の業務も効率化できる、というお話でした。
 

実は、このように最初にギュッと全体の動きを握っておくことは、効率だけでなくチームのモチベーションにも大きな影響を与えるんです。
 

プロジェクトに入った途端、ディレクターから全体の流れと各自のタスクとスケジュールが提示され、ドキュメントで共有されれば、メンバーも気が引き締まるというもの。この雰囲気を作り出すことが大切です。
 

そう。メンバーはしっかりしたプロジェクトにはしっかり臨み、ダラダラしたプロジェクトにはダラダラ臨むんです。
 

メンバーの士気がイマイチ上がらないプロジェクトは、序盤でチーム内に意識の低さを許してしまったディレクターにも一因あり…かもしれませんよ。
 

よくあるのは、忙しいからと最初のドキュメント作成の時間を惜しんだために、後からさらに忙しくなるという悪循環に陥ってしまうこと。残念ながら、器用に回せるディレクターほどそうなりがちなんです。これはもったいない。。。(´・ω・`)
 

さあ、最初が肝要ですよ! 新之助さん、しっかり ??

今日の教訓

 

 

次回予告

 

mineasahi
 

次回! クライアントからの質問に答えてはいけない理由とは?

<2023/4/20 (木)更新予定>

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ミネアサヒ
 

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