メタバースの認知度、70%を超えて前年比約4倍に - 電通 事例詳細|つなweB
メタバースの認知度、70%を超えて前年比約4倍に - 電通

電通は12月22日、電通グループ横断でXRテクノロジーに関するプロジェクトを推進する「XRX STUDIO」を調査主体として、全国15~59歳の計2,000名をZ世代・ミレニアム世代・40~50代の3世代に分けて実施した「メタバースに関する意識調査2022」の結果を発表した。

「あなたは『メタバース』という言葉をご存じですか」と聞いた質問では、「メタバース」という言葉の認知は3世代全体で71.0%、前年と比べて約4倍の大幅な増加となった。その中でも前年認知が低かった「40~50代」は71.8%、前年が14.0%だったことを踏まえると大幅な増加をし、他世代と比較しても同等の認知結果となった。

また、メタバース上における課金サービス年間利用者数は、前年比1.4~1.7倍に増加しており、1人当たりの平均年間利用額も前年比1.6~2.2倍に増加。課金サービス年間総利用額は前年比約3倍に達している。特にZ世代の男性は利用者数の増加が大きく、「アバターやアバターアイテムの購入」は54.5%、前年比2.4倍となっている。

今回の調査で、メタバースを体験したことがある人は体験したことがない人に比べ、行動面で「新商品や話題の商品・スポットの情報は、自分から周囲の人へ発信する」「複数の手段・視点で情報収集を行っている」「日頃から情報収集を積極的にしている方だ」などのトレンドの先読みに関する項目に加え、感情面では「挑戦したい」といった、アーリーアダプターの特徴を示す項目が20pt以上高いことが分かったという。

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