株式会社マイティ・マイティ
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製薬業のマーケティングは、「オムニチャネル化」が急務に
株式会社マイティ・マイティは、製薬業界に特化し、リーディングカンパニーと言われる業界大手クライアントのマーケティングを10年以上にわたり支えてきました。
製薬業界のマーケティング施策は、コロナ禍はデジタル化一辺倒にならざるを得ない時期もありましたが、最近では対面での 情報提供も再開されてきています。
「医薬品の情報提供において、特に処方の決断が後押しされるのは、Webや講演会、MRとの面会といった複数の経路で情報が得られるときです。すなわち、現在の製薬業界のマーケティング施策には、単なるデジタル化ではない『オムニチャネル化』が必要かつ急務となっています」(メディカルIT事業部 ゼネラル・マネージャー 鈴木悠也さん)
オムニチャネル化するということは、デジタル施策だけでなく、リアルチャネルの施策設計にも通じ、デジタルとリアルを両 軸でつなぎあわせるノウハウが必要です。加えて、製薬業界では、Veeva・IQVIA等の製薬業界に特化したCRMツールの利用が一般的であり、また、厳しいプロモーションルールの理解等、固有の業界標準に精通していることも必要になります。
この点、マイティ・マイティは、豊富な実績と知見を持ち、CMS、OMO(オムニチャネル・マネジメント・オフィス)、PMO(プロジェクト・マネジメント・オフィス)をコアソリューションに定め、製薬業のマーケティングのオムニチャネル化を力強く牽引しています。
「クライアントには、企画のみ立ててもらえれば、後は私たちが、枝葉のようにコンテンツを展開していきます。そのためのシステム構築から運用支援まで、一社で包括的に対応できるのが、マイティ・マイティの強みと言えます」(鈴木さん)
オムニチャネル化により増加するPdMの負担を軽減するOMO・PMO
オムニチャネル化の難所は、その導入と運用により、プロダクトマネージャーの業務が肥大化することです。その点、マイティ・マイティは、プロモーションコードや製薬業界のルールを熟知したメンバーでOMO・PMOを組織し、事務局として各マーケティング施策を展開していきます。
OMOは、サイト運用、メルマガ運用、Web講演会の開催、サードメディア展開、そしてそれらの分析等、オムニチャネル運用に関連する包括的なソリューションを提供。PMOは、プロジェクトの各フェーズにおける成果物の明確化、および、ドキュメント管理と正確なコミュニケーションにより、プロジェクトの推進とコンテンツクリエーションの加速を図ります。

オムニチャネル化により、上図のような多数の施策への対応が必要に。その業務負荷を軽減するのが、OMO・PMOです
独自の分析スキームでSEOの強いサイト設計に
疾患の情報を一般の方へ提供するDTCサイトでは、SEOやサイト内の回遊率に課題を抱えているケースが多く存在します。それに対し、マイティ・マイティでは、多角的な評価軸でスコアリングする独自の分析スキームにより、SEO効果の高いサイト設計とコンテンツ企画を行います。
「DTCサイトでは、ユーザーが知りたい情報と製薬会社が伝えたい情報を結びつけることが重要です。そのため、キーワードと導線の設計をしっかりと行い、それに基づいてサイトを構築しています」(ウェブ・インテグレーション事業部 ゼネラル・マネージャー 小谷 和彦 さん)

HCP Packageでは、必要な機能一式が備わっているので、ゼロから開発するコストが不要に。導入をスムーズにすることで、運用体制の整備やより本質的な課題解決に注力できるようになります
HCP(医療従事者)サイトに必要な機能をパッケージ化「HCP Package」
製薬業界のマーケティングの柱となるのが、医療従事者向けサイト(HCPサイト)と、患者・一般消費者向けのサイト(DTCサイト)の2つのサイトです。マイティ・マイティでは、それぞれの課題を把握し、最適なソリューションを提供しています。
中でも特に注力しているのが、製薬業界のマーケティング施策の最適解を抽出し、必要な機能とサポートをパッケージ化した「HCP Package」の開発です。CMSやCRM、MA等、“欲しい”機能一式を備えたひな型を用い、初期設定のみで製薬会社向けのマーケティングプラットフォームを導入することが可能です。
「必要な機能のパッケージ化により、導入コストが大幅に削減でき、クライアントの目指す『ToBe(あるべき姿)』に向けて、より高品質かつスピーディーなプロジェクトの推進が可能になります」(鈴木さん)
またHCPサイトでは、CRMツールの機能を活かすための「会員獲得」が十分に進んでいない問題があります。この点、マイティ・マイティは「medパス」を用いた会員登録とCMSの連携を開発しています。
「medパスは、多くの医療関係者が利用しているIDサービスです。これを活用することで、会員登録時に煩雑な情報入力が不要となり、登録率の向上が見込めます。また、所属先、閲覧ページ、講演会への申し込み状況等、登録者の情報をmedパスに紐づけて知ることができるため、顧客の行動分析に有用です」(小谷さん)
マイティ・マイティの支援実績は、Web施策に留まらず、新薬の承認申請から販売卸しに至るまでの創薬の一連の業務フローを整備する等、コンサルティング領域にも拡大。「制作会社」という枠組みを越えて、製薬会社の力強い事業パートナーとして、目覚ましい成長を遂げています。
企画協力:株式会社マイティ・マイティ