其の六:スケジュールを日にちで組むから破綻する 事例詳細|つなweB
其の六:スケジュールを日にちで組むから破綻する

日々奮闘するWEBディレクターの現場。そこは戦国さながらの生き馬の目を抜くような世界。その中でも水鳥のようにスイスイと進みつつ、クライアントや制作スタッフとの信頼関係を築き上げるディレクターがいる。この道場では、日々のプロジェクト進行から「七転八倒ディレクター」と「スイスイディレクター」の違いを探ります。(前回の内容はこちら)

この記事の監修者

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関根 聖二

株式会社スパイスワークス代表取締役、スパイスワークスミャンマー CEO。 WEBサイト制作で培ったノウハウを活用し、企業のDX推進や、世界最先端の教育DX研究プロジェクトに携わる。

~ディレクターの進行管理遍~

 

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発注先の遅延を制御する最も効果的な方法とは?

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ディレクターは発注先の納期遅れにも配慮する必要があります。
しかし外部パートナー・社内を問わず、約束のスケジュールに遅れが発生することってありますよね。
 

そんな時、約束を時間で区切っていれば、遅れは時間単位になります。日にちで区切れば日単位、週で区切れば週単位、月で区切れば月単位での遅れになります。
 

14時までの約束に3時間遅れる人はいても、1週間遅れる人はそういませんよね。
でも3週間の約束が伸びて4週間になることは想像できます。
 

これは人の心理ですので、依頼をする時は「何日の何時まで」というように時間で区切る習慣をつけましょう。
 

社内での依頼においても気を付ける必要があります。
「日」単位のスケジュールを伝えることで、その日の帰り際に制作物を提出されることがあります。
これは制作側からすれば、社内提出のスケジュールに間に合っています。
しかしディレクターの立場では「あちゃ~。今日修正して提出したかったのに帰っちゃったか~・・・」ということは多々あります。
 

もしその日のうちに修正を依頼したいのなら、修正時間を見越して初回の提出「時間」を指定しましょう。
帰り際に提出したものをその日のうちに修正しようとすると、周囲に業務時間外のサポートを依頼することになり、ディレクターが残業発生の原因を作ってしまうことになります。
 

スケジュールを時間単位で依頼することは、クライアントやディレクターのためだけでなく、周囲のメンバーに悪影響を与えないためにも大切な習慣ですね。
 

今日の教訓

 

 

次回予告

 

mineasahi
 

次回! 新人ディレクターが忙しい時に空回る、たった一つの理由とは?

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ミネアサヒ
 

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日々のプロジェクト進行から「七転八倒ディレクター」と「スイスイディレクター」の違いを探りましょう。

 

 

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