スマートバス停に地域自治体情報を配信する実証 - YE DIGITAL 事例詳細|つなweB
スマートバス停に地域自治体情報を配信する実証 - YE DIGITAL

YE DIGITALは11月29日、九州朝日放送(以下略、KBC)のデータ放送で地域自治体情報を配信するサービス「dボタン広報誌」の一部データを「スマートバス停」に表示する実証実験を12月1日より北九州市で行うことを発表した。「スマートバス停」はYE DIGITALが開発したデジタルサイネージや電子ペーパーを設置したバス停で、運行時刻表など運行関連情報から告知文、広告などの表示も可能な公共型デバイス。一方、「dボタン広報誌」は、KBCが提供するデータ放送で自治体情報を確認できるサービスで地域の自治体が直接、必要なタイミングで情報発信を行うことが可能だ。現在、福岡を中心に佐賀県と合わせて39自治体で利用されている。

実証実験は、北九州市小倉北区の西鉄バス北九州の米町バス停に設置する「スマートバス停」にKBCの「dボタン広報誌」のデータの一部をリアルタイムに表示、地元住人の移動拠点となるバス停を中心に地域住民への迅速な情報伝達を実証する。表示される情報は主に、"暮らしに役立つ情報""気になるワクチン接種情報""災害発生時の避難情報"など。「スマートバス停」は、AC100Vで動く通常のデジタルサイネージ版と郊外での利用を想定した太陽電池版と乾電池で動く省エネモデルがラインナップされており、2022年9月29日現在で全国で105基が運用されている。

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