大手呉服屋の美濃屋からウェブ制作の相談を受けたスイスイディレクターのミネアサヒと、その部下で七転八倒ディレクターの新之助。 ミネアサヒのアドバイスで無事に見積をまとめ上げた新之助 だが、いよいよプレゼンを間近にひかえ、何やら気になることがある模様。プレゼンは度胸? 愛嬌? それとも…?
この記事の監修者

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関根 聖二
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株式会社スパイスワークス代表取締役、スパイスワークスミャンマー CEO。 WEBサイト制作で培ったノウハウを活用し、企業のDX推進や、世界最先端の教育DX研究プロジェクトに携わる。
~ディレクターの顧客対応編~


プレゼン時の緊張を即克服する方法とは?


プレゼンで人前に立つと緊張でドキドキして、冷や汗をかいたり声が震えてしまう…ストレスを感じた時のそんな反応について、多くの人は「プレッシャーに対処できていない」「不安に負けている」とネガティブに捉えているのではないでしょうか。
でも、これをポジティブに捉えることで、ストレスが自分の味方になってくれるという研究結果があるんです。
スタンフォード大学の健康心理学者ケリー・マクゴニガル氏の発表 を見てみましょう。
研究では被験者を2つのグループに分け、片方は何もせず、もう片方には「ストレス反応は身体に活力を与えてくれる有用なもの」と教えました。例えば、高鳴る鼓動は身体が素早くアクションするため、呼吸が速まるのは脳により多くの酸素を送るため、といったことです。狩猟時代の人類にとって外敵の危機から身を守るための本能的な反応だと考えると、納得ですね。
その後、両グループに「社会的ストレステスト」を受けてもらいます。これは、渋い顔をして並んだ試験官の前でややこしい計算を続けるなど、被験者に大きなプレッシャーを与える内容です。「遅いですよ」「あなた、間違えましたね?」なんて言われたら…もう、ストレスマックスです!
ですが、ストレス反応を有用なものと教えられたグループでは、そんな状況でも不安が少なく、より自信を持って行動できたことが分かったんです。受け止め方ひとつでガラッと変わるんですね。
さらに、効果は心理面だけではありませんでした。ストレスで心拍数が増えると、通常は心臓の血管が収縮します。これは慢性的ストレスが心臓病と関連する理由の一つと考えられています。ですが、ストレス反応を有用なものと捉えたグループでは、心拍数が増えても血管はリラックスしたままだったことがわかりました。実はこれ、人が喜びや勇気を感じている時の状態と似ているのだそうです。
新之助さんも、あがってドキドキしたり呼吸が速くなったりしてしまうのを、「人前が苦手だから」ではなく、「脳の血流があがって活性化している!」と考えてみてはいかがですか? 練習でうまくいかなかったとしても、本番では緊張を味方にして、いいプレゼンができるかもしれませんよ♪
今日の教訓

次回予告

次回! 提案でおさえるべき必須の内容とは?


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