大手呉服屋の美濃屋(みのや)からウェブリニューアルの相談を受けたスイスイディレクターのミネアサヒと、その部下で七転八倒ディレクターの新之助。 前回はブレストについてミネアサヒのアドバイスを経て企画を練り直した新之助。 いよいよ見積を組む段階になり、意気揚々と進めているが・・・
この記事の監修者

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関根 聖二
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株式会社スパイスワークス代表取締役、スパイスワークスミャンマー CEO。 WEBサイト制作で培ったノウハウを活用し、企業のDX推進や、世界最先端の教育DX研究プロジェクトに携わる。
~ディレクターの企画・提案遍~


適切な金額で見積を算出する方法とは?


提案において、多くの労力は企画内容やクリエイティブに割かれますが、現実的には見積で決着がつくケースも少なくありません。
ディレクターが提出する見積は企画の良し悪しを覆すほどの影響力を持っています。
「提案は良かったんだけど、他社と比べてお値段が・・・」と断られたことはありませんか?
見積をするということは私たちの商品に値段をつけることになります。商品の値段はかかった原価に利益を加えればよいというものではありません。
私たちが欲しい金額を提示するのではなく、「お客様が買いたいと思う金額」を提示することが重要です。
いくらクライアントの担当者が提案内容を気に入ってくれても、予算をオーバーしていれば社内の稟議を通してもらうことはできないのです。
社内各所から上がってきた見積を合計して、黒字を出せる見積を出せばそれで良いわけではありません。
もちろんいくら売れるからと言って、安くしすぎればプロジェクトで収益を得ることはできません。
売れる値段をつけるためには、お客様が払える金額を想定し、そこに近づけるために提案内容や効率的な業務フローを検討して制作工数を減らすなど、売る側の努力が重要になってきます。
そのためにもまずはクライアントがどれくらいの予算を持っているかを推し量ることが、ディレクターの企画提案における重要な役割。
とはいえ予算を直接聞きだすことができないケースがあることも事実です。
その場合は、あらゆる角度から予算感を探りとる努力をしましょう。
例えば「その内容だと〇千万くらいの予算でこういうことをやったことがあります。」と金額の話を出しながら相手の反応を見ることもできます。反応によっては「こういうやり方であれば〇百万くらいで実施できる可能性もあります。」と切り出して次の反応を確認しながら絞り込むこともできます。
予算感がつかめればどこまで提案を広げていいかの大枠も見えてきますので、企画すべき内容の幅がつかめます。逆に予算感をつかめなければ、検討する提案の幅もひろ過ぎて戦略が立てられず、運任せになってしまいますよね~。
今日の教訓

次回予告

次回! 「プレゼンでの緊張・・・」を今すぐ克服する方法とは?


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