「メルカリ ハロ」の勢いが止まらない……。登録者数が3カ月で500万人を突破 事例詳細|つなweB
「メルカリ ハロ」の勢いが止まらない……。登録者数が3カ月で500万人を突破

フリマアプリのメルカリは6月5日、同社が提供するスポットワークサービス「メルカリ ハロ」の登録者数が、サービス提供開始から3カ月弱で登録者数が500万人を突破したことを発表した。スポットワーク業界全体も拡大しており、スポットワーク協会によると、登録会員数は5月末時点で約2200万人となった。

メルカリは3月6日にメルカリ ハロの提供を1都3県で開始し、4月16日に全国提供を開始した。登録者はサービス開始から16日で100万人を超え、1カ月で250万人を超えた。メルカリ参入以前の直近1年間で、スポットワーク業界全体の新規登録者数が320万人だったことを踏まえると、メルカリ ハロの成長スピードは異例と言える。

メルカリ ハロは、月間2000万人以上が利用するフリマアプリ「メルカリ」内で求人を検索できる。メルカリで本人確認・銀行口座を登録済みの18歳以上のユーザーは、面接・履歴書不要で、最短1時間から働ける。コンビニや飲食・カフェ、アパレル・小売、物流・倉庫、ドラッグストア、ホテル、ジムなど、さまざまな業種・職種の中から自分に合った仕事を好きな時間帯で選ぶことが可能だ。

メルカリがユーザーを対象に調査したところ、メルカリ ハロで働く理由として、34.3%が「自分の都合の良い時間に働ける」と回答した。また、登録者の3人に1人以上が会社員・団体職員であり、高まる副収入ニーズの受け皿になっている。

幅広い世代や初心者層が利用している点もメルカリ ハロの特徴だ。40代以上の登録者が全体の約4割を占めており、約61%がはじめてスポットワークを利用した「スポットワーク初心者」だという。

メルカリ 執行役員 CEO Work 太田麻美氏は4月の記者会見で「2024年は、コロナ禍を経て行動制限が解除されインバウンド需要が高まりをみせるなど、観光地を中心により一層働き手が必要となることが想定されている。『働く』をより気軽なものにし、あらゆる人の可能性を広げていく」と意気込みを見せていた。

著者:早川竜太

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