スマホ動画などから24カ所の関節を認識可能な動作認識AIエンジンを提供開始 事例詳細|つなweB
スマホ動画などから24カ所の関節を認識可能な動作認識AIエンジンを提供開始

ジー・サーチは2月29日、動作認識AIエンジンのプラットフォームサービス「Human Motion Analytics Platform」の提供を4月1日から開始することを発表した。このサービスは富士通のデータ解析プラットフォームである「Human Motion Analytics」のマーカレス・2Dモーションキャプチャーを、API(Application Programming Interface)を通じて利用可能となるもの。

○Human Motion Analytics

Human Motion Analyticsは富士通が開発した体操の競技採点をサポートするJudging Support Systemで培った高精細画像分析技術、ノウハウ、およびAI技術を融合しているという。

マーカレス・2Dモーションキャプチャーでは、光学式カメラを利用したモーションキャプチャー手法やモーションセンサー手法に対して、身体に体表マーカーやモーションセンサなどを付けることなく汎用的なカメラの動画から二次元動作解析が可能となる。

○想定ユースケース

同サービスはウェルビーイング領域、スポーツ分析領域、エンターテイメント領域、エルゴノミクス領域など、人の動きを軸としたスマートフォンアプリやWebアプリケーションを展開する企業が利用可能だという。

ユーザーは自社のアプリケーションからサービスのAPIにスマートフォンなどで撮影した動画および静止画をアップロードすることで、フレームごとの精緻な骨格認識・動作解析データが利用可能となる。

著者:熊谷知泰

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