ユーザーローカル、生成AIが書いた論文かどうかを見破るツールを無償で提供 事例詳細|つなweB
ユーザーローカル、生成AIが書いた論文かどうかを見破るツールを無償で提供

ユーザーローカルは1月12日、論文やレポートが「Chat(チャット)GPT」などの生成AIによって執筆されたものであるかを判定する「生成AIチェッカー」を無償で提供開始すると発表した。

ユーザーローカルが独自に開発した、生成AI特有の言い回しや語彙の偏りを機械学習で検出するアルゴリズムによって、人工知能が作成した可能性を自動で判定する。日本語で執筆された論文、レポートの判定に対応。正確な判定には300字以上のテキストが必要。

ChatGPTをはじめとする生成AIの登場によって、大量コンテンツをAIで生産できるようになった。しかし、生成AIは事実に基づかない情報を生成してしまう「ハルシネーション」といった問題点が指摘されている。また、教育現場で生徒が読書感想文の宿題の作文をAIに書かせたり、就活生がエントリーシート執筆時にこっそり利用することを懸念する声もあがっているのが現状だ。

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