Microsoft、Windows PCのキーボードにCopilotキーを搭載へ 事例詳細|つなweB
Microsoft、Windows PCのキーボードにCopilotキーを搭載へ

Microsoftは1月4日(米国時間)、「Introducing a new Copilot key to kick off the year of AI-powered Windows PCs」において、Windows PCのキーボードにAIアシスタント「Copilot」を利用するための[Copilot]キーを搭載する計画を明らかにした。これが実現すれば、Windows PCのキーボードにとって約30年ぶりの変革になるという。

○「Copilot」とは

「Copilot」はMicrosoftが提供するWindowsや各種ソフトウェア、サービスにおけるAIアシスタント機能の総称。たとえば現在Windows に実験的に搭載されているCopilot in Windowsでは、Windowsの様々な設定を自由テキストで変更したり、さまざまな質問に対する回答を得たりすることができる。

Copilot for Microsoft 365では、Microsoft 365のオフィスソフトウェアを使用する際に、日々のタスクの簡略化やワークフローの自動化をAIが手助けしてくれる。

○[Copilot]キーの概要

新たに搭載される[Copilot]キーは、ワンタッチでCopilotの起動を可能にする。これによって、日常の作業に対してシームレスにCopilotによるAIアシスタントを導入できることを期待しているという。

Microsoftが公開した短いビデオでは、[Copilot]キーは右[Alt]キーの隣に配置されている。一部のPCでは、[Ctrl]キーなどの他のキーが[Copilot]キーに置き換わる可能性がある。Copilotが利用できない環境では、[Copilot]キーを押すとWindows Searchが起動するようだ。

[Copilot]キーは新しいSurfaceやサードパーティのWindows PCに搭載され、2024年1月末から春にかけて順次利用可能になるという。2024年1月9日から12日にかけて開催されるCES 2024でも展示される予定となっている。

著者:杉山貴章

外部リンク