東京ポートシティ竹芝でWebARコンテンツ活用した「竹芝新八景AR体験」を開始 事例詳細|つなweB
東京ポートシティ竹芝でWebARコンテンツ活用した「竹芝新八景AR体験」を開始

○竹芝新八景AR体験コンテンツを公開

palanと東急不動産は12月22日、デジタルを活用したスマートシティを推進する東京ポートシティ竹芝(東京都 港区)において、施設内の「竹芝新八景」での環境取組みの紹介を目的とした来館者向け体験コンテンツ「竹芝新八景AR体験」を提供開始することを発表した。

この取り組みでは、スキップテラスおよび竹芝新八景現地にてQRコードを読み込むことで、専用アプリをダウンロードせずに「蜂の景」と「水田の景」のAR(Augmented Reality:拡張現実)コンテンツを体験できるようになる。

また、竹芝エリアマネジメントとも連携し、MICE(Meeting:会議、Incentive Travel:インセンティブ旅行、Convention:国際会議、Exhibition / Event:展示会の頭文字を取ったもの)による海外からの来街者へのサステナブルな取り組みの紹介や、LINEでの竹芝エリアマネジメントアカウントからアクセスできるコンテンツとしても活用するようだ。
○体験可能なARコンテンツ

今回の施策では、スキップテラスと竹芝新八景において複数のWebARコンテンツを体験可能だ。アプリをダウンロードすることなく、QRコードを読み込んで気軽に体験できるという。

体験できるARコンテンツは「水田の景」または「蜂の景」。水田の景では季節ごとの稲の成長過程とともに、水田が持つさまざまな機能について学べる。さらに、ARでの田植え体験も可能だ。蜂の景では、建物5階スキップテラスの案内板にカメラを向けることで、都市養蜂がもたらす都心の生態系への影響などを体験できる。

○スキップテラス・竹芝新八景

東京ポートシティ竹芝では、施設内のスキップテラスなどで「雨・水・島・水田・香・菜園・蜂・空」の8つの「竹芝新八景」を展開中だ。生物とのふれあいや農体験などを通して、環境教育や環境負荷の低減、来街者や地域住民、オフィス入居者への生物多様性への認知と理解の向上を図るという。

著者:熊谷知泰

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