宮城県女川町、WACK女川スタジアムなどにAIカメラを導入し地域を活性化 事例詳細|つなweB
宮城県女川町、WACK女川スタジアムなどにAIカメラを導入し地域を活性化

宮城県女川町は7月25日、2022年に開設した「WACK女川スタジアム」などにNTTSportictのAIカメラ「STADIUM TUBE」を設置し、同日に開幕する小学生サッカーの全国大会から運用を開始することを発表した。カメラの運用や活用にあたっての企画には、NTTSportictに加えて東日本電信電話(NTT東日本)宮城事業部も支援として参加する。

女川町では、無人で全国に配信可能なAIカメラの特徴を活用して、町内施設で行われるスポーツ試合のオンライン配信やDVDなどのアーカイブ化に取り組むことで、プロ・アマを問わずにスポーツ大会などを誘致し、地域の活性化を促す考えだ。

NTTSportictのAIカメラを用いたスポーツの自動撮影・配信ソリューション「STADIUM TUBE」は、カメラマンなどの人手を介さずに専用機器で撮影した試合パノラマ映像からAIがボールや選手の動きを把握して、自動で映像を処理し配信可能だ。

女川町ではWACK女川スタジアムに常設型する「STADIUM TUBE S1」を1台と、女川町総合運動公園の各種運動場や体育館など各施設に持ち運んで利用できる可搬型の「STADIUM TUBE Air」を3台導入する。

これにより、WACK女川スタジアムは試合をリアルタイムにオンライン配信可能なスタジアムとなり、町内の他のスポーツ施設は可搬型のAIによりアーカイブ映像の配信やDVD化が可能な施設として利用できるようになる。

著者:熊谷知泰

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