フィックスポイント、ChatGPTを活用したシステム障害通知サービスリリース 事例詳細|つなweB
フィックスポイント、ChatGPTを活用したシステム障害通知サービスリリース

フィックスポイントはこのほど、アラート判断業務自動化サービス「Kompira AlertHub」とエスカレーション自動化サービス「Kompira Pigeon」にChatGPTを組み合わせ、監視アラートから障害の内容や対応策を提示するサービスをクローズドβ版としてリリースすると発表した。

新サービスでは、まず監視システムからのアラートを「Kompira AlertHub」で受け、アラート内容をChatGPTへ連携。続いて、ChatGPT内でシステム担当者への連絡メール文面用にアラート内容を基に障害の詳細や原因・対応策を生成したうえで、「Kompira Pigeon」で読み上げるための文面を生成する。

生成された文面は「Kompira AlertHub」へ戻され、担当者へメールが送信される。同時に「Kompira Pigeon」へ連携し、システム担当者へ自動エスカレーションを行う。

監視システムからのアラートは「Kompira AlertHub」でフィルター後、システム担当者へ障害連絡としてメールで通知できるが、障害情報をChatGPTに連携することで、障害内容のほかに障害の原因や対応策・対応手順等を加えて通知できるようになる。

また、「Kompira Pigeon」での自動読み上げにおいて、英文字表記の読みに違和感がある部分もわかりやすい日本語に変換でき、障害内容の概要を明確にエスカレーションをすることが可能になる。

同社は、サービスのクローズドβ版利用に協力してもらえるZABBIXを利用中の企業2社を募集している。