【PR】難しい課題にも、デザインとテクノロジーが一体だから強い 事例詳細|つなweB
【PR】難しい課題にも、デザインとテクノロジーが一体だから強い

株式会社マイロプス

https://mylops.jp/
150-0011 東京都渋谷区東1-27-10 渋谷TY ビル4F
TEL 03-6712-5758 info@mylops.jp

 

デザイン×テクノロジー、分けては考えられない時代

 マイロプスは2006年、Webサービス事業者として創業し、その後、開発力を活かしてWeb制作事業に進出しました。

 同社が顧客と向き合う際、常に念頭にあるのが「デザインで照らす、テクノロジーで結ぶ」という同社のミッションです。
「デザインとは、課題に光を当て、より良いコミュニケーションを設計することです。そして良いデザインを社会へ浸透させるには、テクノロジーが不可欠です。特に私たちが担うデジタルの領域では、この2つを分けて考えることはできません」(代表取締役CEO折坂聡彦さん、以下同)

 例えば、Webサイトをつくるにあたって、その目的・役割は何か、ビジネスツールとしてどんな位置付けにするか、あるいはビジョンに沿ったブランディングに何が必要か。企業が自ら言語化することは難しいでしょう。そこを明確にし、形を与えることが、同社の考える「コミュニケーションの設計」です。その際、有効な手段となるのがUXデザインのアプローチです。

 「プロジェクト・イッカク」公式サイトリニューアル案件(右上2段目)の場合、事業のビジョンは明確なものの、Webサイトで何をすれば目的を果たせるのかが白紙の状態から始まりました。そこで、関係者とワークショップを重ねてそれらを言語化し、具体的な要件定義へ落とし込んでいきました。この過程は関係者の意思を一つにまとめる効果もあり、制作開始後の内部的な食い違いを避けることにも役立ちます。

 このように、コミュニケーション設計の一歩目を大事にし、具体的な形へつなげることがミッションの意味するところです。
「デザイナーやエンジニアにも、なるべくお客様と直接対話する機会を設けています。お客様の思いや熱量といった、要件定義以上の情報が創造性につながるのです」

 

CMSとデザイン、両面の強さがクライアントの理想を実現

 長期的に運用されるWebサイトには、多くの場合CMSが導入されます。CMS設計開発はまさに「デザイン×システム」の世界であり、マイロプスのCMSサイトには、表側から見える美しさはもちろん、管理画面にまでその思想が反映されています。
「お客様が長期間自走できるよう、操作しやすさや、表示が崩れにくい仕組み、ヒューマンエラーを防ぐ工夫などに配慮しています。CMSは使う人に優しくなくてはならないと思います」

 CMSの選定においては、セキュリティ面の強さと提供元によるサポート体制を重視しており、特にMovable TypeとPowerCMSで多くの導入実績を持ちます。どちらも管理画面を含めて柔軟なカスタマイズが可能で、クライアントの「らしさ」を伝える、自由度の高い表現を支えています。

 クライアントと共に方向性を探りながら、ワンチームでWebサイト/サービスを立ち上げていく。当たり前に聞こえるようで実は難しい「コミュニケーションを大切にした制作」を、マイロプスは体現しているのです。

 特に近年力を入れているのがUXで、外部から講師を招いた研修では半年間かけて集中的に全員がUXデザインを学びました。難しい案件に接する際のものの見方や、制作現場から見えにくいエンドユーザーに対する理解力を養うことがその目的です。「社員は皆、育ってきたカルチャーが違い、価値観も異なります。それは良いことなのですが、お客様のビジョンを形にする上では、共通言語となる考え方が必要でした。また、デザイナーとエンジニアがお互いの領域を学ぶ機会も継続的に設けています。サービスデザインやブランドコミュニケーションを設計する段階では、両方の視点を持つことが強みになるからです」

 

職能を超えたデザインの視座から課題の本質と効果的な表現を追求

Webサイトはクライアントのビジネス課題を解決するツールです。本質的な課題を抽出し、解決を追求する上で、UXデザインの知見は欠かせません。そのため、マイロプスでは全員がUXデザインを学び、エンジニアもデザイナーも同じ視座で課題と向き合います。そして、最終的にはロジックだけではなく、情動に訴えかけるビジュアルデザインとの掛け算が必要です。情報設計が複雑でも、システム的な制約があっても、メッセージを効果的に伝える表現を探ります。

目に見える制作物だけでなく、組織内の共通認識づくりからプロジェクトの計画・実施まで含めて、「デザイン」でビジネスコミュニケーションを創造します

 

ワークショップからビジョンを具体化 事業の性格や運用体制に配慮した設計

海ごみ削減をビジネスとして社会実装することを目指す「プロジェクト・イッカク」公式サイトのリニューアルでは、関係者とのワークショップを通じて、クライアントのビジョンを実現するためのブランディングを探りました。結果として、クライアントの想いに着想を得たクリーンなイメージをデザインの基調とし、更新頻度の高い部分にはCMSを導入。HTMLを使わずに更新可能な仕組みを実装し、誰が書いても統一感あるデザインになるよう運用のしやすさに配慮しました。

 

企画協力:株式会社マイロプス

 

Text:笠井美史乃 Photo:五味茂雄