マーケティング担当者の約40%が「SaaS選定時に導入事例が役立った」 事例詳細|つなweB
マーケティング担当者の約40%が「SaaS選定時に導入事例が役立った」

アイブリッジは3月23日、同社が提供しているセルフ型アンケートツールFreeasyにおいて、従業員数100人以上の企業に所属するマーケティング業務従事者538名を対象に実施した「マーケティング業務向けSaaSツール利用実態調査-どのSaaSにどの程度満足?-」の結果を発表した。

「導入しているマーケティング業務のSaaSに、どの程度満足しているか」を聞いたところ、「とても満足している」 と「まあ満足している」を合わせた満足度では、「データバックアップ」の83.3%、「CRM」の82.4%の順で高く、ともに8割超を占める結果となった。

また、「とても満足している」のポイントが最も高いのは「メール配信」(36.6%)で、操作が分かりやすく業務効率化を図れるなど、利便性を感じやすいツールの満足度が高いことが見て取れる結果になっている。

「導入しているマーケティング業務のSaaSで、課題だと感じていること」を聞いた質問では、課題のポイントが最も高いのは「SFAのセキュリティ面での不安」(32.3%)という結果になった。次いで、「【ウェビナーツール】の業務効率化のメリットが感じられない」(31.3%)となっている。

また、高度なマーケティングツールである「MA(マーケティング・オートメーション)」は、「操作方法がよくわからない」(27.6%)という課題においてトップとなった。次点の「コンテンツマーケティングツール」(21.1%)を5ポイント超上回っていることから、同社は、他のSaaSと比べてポイントの高さが目立っており、専門性の高いツールは操作が複雑で使いこなせないのではないかと推測している。

「SaaS導入を決めたとき役に立った内容」を聞くと、「導入事例」(39.4%)が最も高かったほか、「セミナーがあった」(31.2%)など具体的な活用例がわかることが重視されており、「価格」(27.3%)を上回った結果となった。