其の七:浅いから空回る 事例詳細|つなweB
其の七:浅いから空回る

日々奮闘するWEBディレクターの現場。そこは戦国さながらの生き馬の目を抜くような世界。その中でも水鳥のようにスイスイと進みつつ、クライアントや制作スタッフとの信頼関係を築き上げるディレクターがいる。この道場では、日々のプロジェクト進行から「七転八倒ディレクター」と「スイスイディレクター」の違いを探ります。(前回の内容はこちら)

この記事の監修者

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関根 聖二

株式会社スパイスワークス代表取締役、スパイスワークスミャンマー CEO。 WEBサイト制作で培ったノウハウを活用し、企業のDX推進や、世界最先端の教育DX研究プロジェクトに携わる。

~ディレクターの進行管理遍~

 

character

新人ディレクターが忙しい時に空回る理由とは?

tsuyahime

ディレクターとして忙しく時間に追われているにも関わらずそれが売上や利益につながらない・・・
そんな時は自分を俯瞰して見てみてください。
このような時のディレクターは、一つひとつのプロジェクトに深く入り込んでいるから時間がかかっているのでありません。入り込みが浅いから成果に結びついていないのです。

 

 

クライアントと制作の間に入って調整や伝言だけ行い、プロジェクトの細部まで深く入り込んで理解しようとせずにディレクションを行うことは、噛みの浅い歯車を回すのと同じこと。
例えばシステムに苦手さを感じるディレクターがシステム案件を回す時など、苦手分野のディレクションではありがちではないですか?
深く入り込むのが怖い時、ありますよね・・・
 

そんな時はプロジェクトと距離を置くことを一度あきらめてください(^-^)♥
 

手間がかかることを恐れずに今までより一歩深く入り込んでみると、クライアントの意図していることやプロジェクトの詳細がよく見えてきます。そしてプロジェクトメンバーへの指示も明確になり、周囲も無駄なく動くことができるようになります。
こうなるとプロジェクト全体の効率が上がり、メンバーのモチベーションも上がります。 ディレクターの仕事はこういった好循環を作り出すことですね!
 

結果的にはプロジェクトに深く入り込んだ方が、ディレクターも制作スタッフも効率は上がるんです!
 

特に経験の少ないディレクターは、各プロジェクトへの入り方を浅くすることで時間効率を上げようとしがちです。でもそれは逆効果。一歩踏み込んで各プロジェクトの内容をしっかりと理解し、さらにもう一歩踏み込んでクライアントをもリードして、自分が軸となってプロジェクトを進めることができるようになると、高い時間効率でプロジェクトが回ることを実感できます。
 

今日の教訓

 

 

次回予告

 

mineasahi
 

次回! 毎度クライアントから突拍子もない意見が…そなたならどうする?

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ミネアサヒ
 

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日々のプロジェクト進行から「七転八倒ディレクター」と「スイスイディレクター」の違いを探りましょう。

 

 

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