Microsoft、システム要件満たさないWindows 10に誤って11へのアップグレード提供 事例詳細|つなweB
Microsoft、システム要件満たさないWindows 10に誤って11へのアップグレード提供

Microsoftは2月24日(米国時間)、「Windows 11, version 21H2 known issues and notifications|Microsoft Learn」において、アップグレードのハードウェアの条件を満たしていないいWindows 10に対してWindows 11へのアップグレード提案を行っていたと伝えた。

Microsoftは、Windows 10ユーザーに対してWindows 11へアップグレードすることを推奨している。しかし、Windows 11はパソコンのハードウェアスペックに要件を設けており、この条件をクリアしていないパソコンではWindows 11の実行が推奨されていない。こうした要件を満たしていないWindows 10デバイスのWindows UpdateではWindows 11へのアップグレードできないように設定されている。

しかし、Microsoftは一時的にシステム要件を満たしていないWindows 10デバイスに対し、Windows 11へのアップグレードを提供していたと伝えた。影響を受けたと見られるプラットフォームは次のとおり。

Windows 10, version 22H2
Windows 10, version 21H2
Windows 10, version 20H2

Microsoftはこの問題を修正済みとしている。なお、上記の対象となりアップグレードを実施した場合でも、アップグレードプロセスを完了することができずに途中で処理が終了すると説明されている。