Microsoft Teams Premiumの開始によって一部の無料機能が有料に 事例詳細|つなweB
Microsoft Teams Premiumの開始によって一部の無料機能が有料に

Microsoftは2022年12月にMicrosoft Teamsの新たなサブスクリプションである「Teams Premium」のプレビュー提供を開始した。Teams Premiumでは、従来の無料版に対して、ブランディングや会議のセキュリティ強化といった追加機能を利用できるようになる。

こうした状況に対し、Betanewsは1月12日、「Microsoft is launching Teams Premium and some features that are currently free will be paywalled」において、Microsoft Teamsにおいて現在無料で利用できている一部の機能が、Teams Premiumの開始後は無料では利用できなくなるとして注意を促している。

Microsoftのアナウンスでは、正式版の一般提供開始は2023年2月上旬の予定とされている。プレビューは同1月末まで続けられ、次のページでリクエストすれば利用できるようになる。

Microsoft Teams Premium | Microsoft Teams

従来の無料版のTeamsとTeams Premiumとの違いは次のページにまとめられている。

Microsoft Teams Premium ライセンス - Microsoft Teams | Microsoft Learn

注意するべき点は、「Teams Premium に移行する現在の Teams 機能はありますか?」の項目にある。ここで、次の機能はTeams Premiumの一般リリースによって、TeamsライセンスからTeams Premiumライセンスに移行されることが伝えられている。

ライブ翻訳されたキャプション
ユーザが会議を離れた場合や会議に参加した場合のTeams会議の記録のタイムラインマーカー
カスタム組織のTogetherモードシーン
予定: SMS通知
予定: Teams管理センターの組織分析
予定: スケジュールされたキュービュー

2023年2月上旬以降にこれらの機能を引き続き利用したい場合は、Teams Premiumを契約する必要がある。ただし、移行には30日間の猶予期間が設けられている。したがって、Teams Premiumの一般公開から30日間が経過した後にまだPremiumライセンスを購入していない場合、上記の機能が利用できなくなるとのことだ。