小学生にとって「メタバース」は遊びながら人と出会える公園 事例詳細|つなweB
小学生にとって「メタバース」は遊びながら人と出会える公園

オージス総研は1月12日、α世代とミレニアル世代を対象に実施した「メタバースについての調査レポート」を公開した。同調査では、ミレニアル世代(1981年~1996年に生まれ、インターネットなどのデジタルテクノロジーの発展とともに成長した世代)とα世代(1980年~1990年代半ばごろに誕生した「ミレニアル世代」の子供の世代)という両世代の違いにも着目している。

α世代にとってメタバースは、「家族や友だちと遊びながらいろんな人と出会える公園」であることがわかったという。習い事をいくつもこなす忙しすぎるα世代にとって、メタバースは公園のようにオープンな遊び場の一つとのことだ。

夜のひとときをメタバースで遊ぶという時間が息抜きとなっており、友だちとの会話も放課後に話す内容そのもの。メタバースが日常生活の一部に組み込まれており、基本、家族や友達と遊ぶ場所として存在しているものの、Youtuber などリアルではつながりのない、ハードルが高そうに思える大人とも遊べる自由で平等な世界としてメタバースを見ているという。

一方で、ミレニアル世代にとっては、リアルでの人付き合いがほぼなくなったコロナ禍において、メタバースは時間やメタバースは時間や場所の制限場所の制限がなく、純粋に「好き」な人だけで集まって自由に活動できるサークル活動のようなものであることが明らかになった。

現実世界、他のネットメディアもパラレルに切り替えながら、目的の定まった楽しみの one of them として利用しており、メタバースはコミュニケーションが取れる場所として機能しているという 。