仕事の質を高めるためのオンライン環境とは
今回オンライン取材に協力していただいた5名は、それぞれ北海道、新潟、東京、福岡と異なる場所からGoodpatch Anywhereに参加しています。
彼らがめざすのはオンラインであるということを活かして、オフラインの制作チームよりも質の高い成果を上げること。そんな高い目標を実現するために構築したのが、上図で紹介しているコミュニケーション環境です。
通常時は、SlackとDiscordを併用して、文字でも音声でも連絡がとれる常時接続環境をつくっています。これはいつでも、その時の内容に合わせたコミュニケーションがとれるようにするための工夫です。チャットはメールと比較して気軽でスピーディなコミュニケーションが可能ですが、内容によっては直接話したほうが伝わりやすい時もあります。そういった要望をかなえるために、どちらの手段をとってもすぐに話ができる環境を整えているのです。
Discordでは「◯◯さーん!」と声をかけると高確率で返事が帰ってくるそう。いちいちチャットで確認をとるなどという遠回りをしないですむようにしているというわけです。
一方、Zoomを使ったビデオ会議では、miroやFigmaといったツールを活用することで、話をするだけでなく、同時に制作も進めるのだそうです。これによって、メンバー全員が制作に関わることになるため、プロジェクトへの理解が深まり、質も上がるといいます。会議というよりは「制作のための場」と記したほうが、実際のイメージに近いでしょう。
ではこうした環境を運営していくために、それぞれのメンバーはどんな点に気を遣っているのでしょう。次ページで紹介します。
Goodpatch Anywhereメンバーに聞いた「リモートワークの質を高める6つのポイント
オンラインであることの強みを活かして、オフラインよりも質の高いチームづくりをめざすGoodpatch Anywhere。ここでは彼らが経験の中から生み出したポイントを紹介してもらいます。