新たにWebサイトを制作するにあたって、事前に自社内で確認しておく必要があるポイントがあります。それは過去、自社でWebサイトを開設した実績があるか、その際のサーバやドメインの状況などです。
新規にWebサイトを立ち上げる場合、必ず確認しておかなければいけないことの1つに、「すでに自社でドメインを取得しているか」があります。インターネットが世間に普及して数十年、過去に1度はWebサイトを立ち上げたことがあるという企業は多いのではないでしょうか。従業員数10人以下の規模なら社内の動きは把握しやすいですが、それ以上になり複数の部署が存在していると、他部署で知らない間にWebサイトが開設されていた、ということもあり得ます。まずは今一度社内をチェックし、すでにドメインを取得していないか、現在契約中のレンタルサーバがないかを確認しましょう。すでに自社名でドメインが取得されていた場合、今回制作するWebサイトには同じドメインをつけることができなくなります。
また、サーバを契約すると、一緒にメールアドレスも利用可能になるのが一般的です。過去すでにサーバを契約しているけどメールアドレスしか利用していない、ということもあり、実はWebサイトをアップするサーバの容量は空いたままという可能性もありますので現状把握をしっかりやりましょう。
内確認のポイントとしては、まず「ドメインを持っているか」を調べましょう。メールアドレスが自社固有のものを利用しているなら、すでに何かしらの契約がされている可能性が高いです。ドメイン(サーバ)契約がされていれば、それは誰(どこの部署)の名義なのか、ドメインだけの契約(Webサイトを公開するサーバの空きは確保されていない)なのかサーバも利用できるのか、すでにサーバが利用されていた場合、今回の新規Webサイトのデータをアップできる容量はあるのかを確認しましょう。
Webサイトを公開する契約ではない場合、ドメインとサーバの新規契約が必要になります。その際、すでに契約しているドメインのメールアドレスをそのまま残したいか、いっそのこと全部移行させるかという判断に迫られます。
どちらにしてもWebサイトを新規で公開するためにはサーバは必要ですので、「既存のサーバ契約では公開できない」のであれば新規契約をする必要があることを覚えておきましょう。その際、契約代行を制作会社がしてくれることもありますので、新規案件として改めて相談してみましょう。