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【PR】企業競争力の要「デザイン経営」をデジタル戦略で駆動させる

株式会社トルク

https://trq.co.jp/
〒151-0051 東京都渋谷区千駄ケ谷3-51-10 PORTAL POINT HARAJUKU 8F
TEL 03-6822-8508
MAIL info@trq.co.jp

 

デザインの価値が再定義される時代に挑む

株式会社トルクは、代表取締役 本田一幸さんを中心に経験豊富なメンバーが揃うデジタルデザインファームです。デザインの対象を「人の営みを豊かにする創造の全て」と定義し、デザインで人・企業・社会に貢献することをビジョンとしています。そのきっかけの一つが2018年、経済産業省・特許庁発表の「『デザイン経営』宣言」でした。

「人口・労働力減少の局面を迎えた日本が産業競争力を高めていくには、ブランド価値の創造とイノベーションを実現する力、つまりデザインが重要な経営資源となります。その考え方に強く共感し、人生を賭けて取り組むべき大きなテーマになると感じたのです」(本田さん、以下同)

これに賛同する仲間が集まり、2020年同社は設立されました。社名の「トルク」には、クライアントの事業を推進させる“駆動力”となる意思が込められています。

「エンジンの出力はトルク(駆動力)×回転数で決まります。軸を駆動させる力を私たちがつくり、お客様と一緒に回転を上げていくことで大きな出力を生み出したい、という思いで名付けました」

コロナ禍を乗り切った2020年、2021年でしたが、「デジタルデザインを手掛ける会社の設立としてはまたとない良いタイミングだった」と本田さんは言います。

「仕事や生活のオンライン化でこれまでになくデジタルコミュニケーションが注目され、みんながその重要性を再認識した時期でした。お客様から期待されるハードルも上がりましたが、それをモチベーションに取り組むことができました」

アートディレクターの阪口卓也さんは「この状況があったからこそ、デジタル領域におけるデザインの可能性を自分ごととして捉え、もっと幅を広げようと考えることにつながりました」と振り返りました。

 

注目のJamstackに強み、企業サイトに最適な選択を提供

同社には現在、DXを推進する大手企業や老舗企業に加えてスタートアップやメガベンチャーといった新しい経営感覚を持つ企業からの引き合いも増えています。事業におけるデザインの役割を重視し、経営の中心にデザインの責任者がいる企業も少なくありません。最初はビジュアル面中心の依頼でも、コミュニケーションを重ねるうちにより上流まで任されるようになることも増えているそうです。「クライアントやユーザーのことを考えながらつくる過程が好き」(デザイナー 山﨑悠さん)という言葉からも、深い関係づくりの姿勢がうかがえます。

技術面では、Jamstack構成のサイト構築に強いことも同社の特徴です。Jamstackは、ヘッドレスCMSから登録されたコンテンツをAPIで取得し、静的ページを生成してホスティングサーバからCDNで配信する設計方法。同規模のサイトを動的CMSで構築するよりサーバ構成がシンプルで表示が早く、セキュリティにも強いことから、コーポレートサイトやメディアサイトに適した仕組みとして注目されています。

「企業にとって、顔の役割を持つコーポレートサイトは非常に重要ですが、運用コストは抑えたい、しかしセキュリティに妥協はできない。そういった際にはベストな選択です」(デザインエンジニア 堀江哲郎さん)

CMSには主に使いやすさに定評のある「micro CMS」やISO27001(ISMS)認証を取得している「Contentful」を採用していますが、日進月歩で新しい技術が生まれ続ける現在、一つのソリューションに固執せず挑戦を広げていくことが同社の姿勢です。

これからの抱負を本田さんに伺うと「顧客企業のファンを増やし収益に貢献できる、真の意味でデザインに期待される価値を提供できる企業として成長していきたい」と、決意をより固いものにしていました。

 

より多くの情報量が得られる対面コミュニケーションを重視

働き方の形が多様化する中、トルクでは基本的にオフィスに出社しメンバーが顔を合わせて仕事をしています。話し方や仕草から伝わる意図、ちょっとした確認事項のスピード感などは、制作の現場に欠かせないものです。融和な社風も、毎日顔を合わせて仕事をしているからこそ育まれます。クライアントの要望にあわせてオンライン会議を活用したり、京都在住のスタッフはフルリモートで働くなど、オンラインの良さも取り入れながら、対面で行う情報量の多いコミュニケーションを大切にしています。

「できるだけみんなが自走できるようにしていきたい」と本田さんが言うように、全員がプロとしてフェアな立場で力をを重ねており、メンバーも増員中です

 

DX時代の企業競争力向上を「デザイン経営」の視点でエンパワー

「『デザイン経営』宣言」とは、経済産業省・特許庁を中心とする「産業競争力とデザインを考える研究会」が2018年5月に発表した報告書。世界の有力企業が戦略の中心にデザインを据えているのに対し、日本では有効な経営手段と認識されていないことを指摘し、企業競争力の向上に「デザイン経営」の果たす役割を解説しています。トルクでは、単に意匠的なデザイン提案ではなく、DX時代の戦略・戦術・アウトプットまでを「デザイン経営」の視点でクライアントと共に考えていきます。

「デザイン経営」の効果。デザインは、プロダクトの表面的な好感度を高めるだけでなく、顧客に選ばれるブランド価値や、既存の事業に囚われない事業を生み出す力にもなります

 

企画協力:株式会社トルク
本記事はWeb制作会社年鑑2022に掲載されています。

 

Text:笠井美史乃 Photo:五味茂雄