つなweB事例ウォッチング! 観光・地域PRサイトのお手本5選 事例詳細|つなweB

2020年10月から、東京都もGo To トラベルキャンペーンが解禁。東京都に居住している方や、東京エリア発着の旅行でもキャンペーンの利用が可能になりました。各地の地方自治体や環境協会、宿泊施設などは、この流れにしっかりと乗って集客を図りたいと思っているでしょう。集客の一番の窓口となりえるのがWebサイトですが、観光情報や地域の魅力を発信する際、どんなことに気をつけていけばいいのでしょうか? また、観光・地域PRサイトのリニューアルを図る上で、考えておきたいポイントはどんなことでしょうか。
ここではつなWebの豊富な事例の中から、観光・地域PRサイトづくりのお手本になりそうな事例5本を紹介します。

・INDEX
 
  1. 動きのある演出で観光・移住の魅力を発信 <徳島県三好市 地域情報サイト『たちばなし』>

    【注目!】コンパクトな文字量で読み飽きない記事

  2. 島原という素材を活かし、観光・交通の魅力を届ける <島原鉄道株式会社>

    【注目!】空気間まで閉じ込めた魅力的な写真群 

  3. リフレッシュにぴったりな癒し旅・温泉情報サイト <おこもり旅のススメ>

    【注目!】Webサイト全体を落ち着いた雰囲気に統一  

  4. 琵琶湖の観光スポット・グルメ情報が満載 <びわ湖高島観光ガイド>

    【注目!】一つひとつ作り込まれたバナー群

  5. インバウンドにも対応した築地情報サイト <築地場外市場 公式サイト>

    【注目!】膨大な更新コンテンツにトップからアクセス

  6. まとめ



 
 

動きのある演出で観光・移住の魅力を発信
徳島県三好市 地域情報サイト『たちばなし』

   
制作会社:株式会社コンセント

徳島県三好市の魅力を発信する地域創生プロジェクトのWebサイト。それぞれの記事を読むと、地域の人やスポットがとにかく丁寧に取材されており、その人・その場所ならではの「オンリーワン」の魅力が伝わってきます。一般的な取材記事は長めの文字量で構成されることが多いですが、このWebサイトでは文字量をぐっと絞り込んで魅力的な写真と一緒に構成。読み飽きずに、気になる記事を次々と読み進めていけます。また、トップページではそれぞれの記事をGIFアニメのサムネイルで配置。コミカルな動きで記事の面白さを予感させ、クリックを誘います。あくまでも読み手の視点に立って、クリックしたい、読んでみたいと思わせるようなコンテンツが揃った編集力には脱帽です。

つなweBエディターの注目ポイント

コンパクトな文字量で読み飽きない記事

島原という素材を活かし、観光・交通の魅力を届ける
島原鉄道株式会社

制作会社:株式会社FabricArts

長崎県島原市を走る島原鉄道の情報に始まり、島原の観光情報も満載なWebサイト。降り立つと足もとから海が広がる小さな無人駅、黄昏に染まる空とシルエットに移り変わる電停がどこか懐かしく温かい情景…。「この景色を目に焼きつけたい!」と思わせる島原の魅力が詰まった多くの写真たちがサイトを華やかに飾り、言葉では伝えきれない表現力で私たちの心をつかみます。交通・観光情報など数多くのコンテンツがありますが、ナビゲーションを上手に整理し導線を作ることで、目的に応じた情報へたどり着けます。初めて訪れる観光目的の人も、日常的に電車やバスを利用する地元の人も、どちらも使いやすいWebサイトだと感じました。

つなweBエディターの注目ポイント

空気間まで閉じ込めた魅力的な写真群

リフレッシュにぴったりな癒し旅・温泉情報サイト
おこもり旅のススメ

制作会社:アルテバレーノ株式会社

旅館への滞在そのものを楽しんで心と体をリフレッシュする、そんな「おこもり旅」の魅力を提案するWebサイトです。特定の企業や観光協会の運営ではなくWeb制作会社が自ら運営するWebメディアで、すべてのページのトーンがしっとりと落ち着いた雰囲気にまとまっているのが印象的。薄紫色のテーマカラー、明朝体で綴られた記事、さりげないフェードインアニメーションなどサイトのどこを切り取っても品がよく、「大人の癒し」を感じさせてくれます。Webサイトのテーマや方向性を明確にした上で、そのテーマが伝わるよう緻密に計算され、設計されたWebサイトだと感じます。

つなweBエディターの注目ポイント

Webサイト全体を落ち着いた雰囲気に統一

琵琶湖の観光スポット・グルメ情報が満載
びわ湖高島観光ガイド

制作会社:株式会社ナックウェブ

滋賀県高島市にある、びわ湖高島観光協会が運営するWebサイト。琵琶湖周辺の観光スポットやイベント、グルメ情報が数多く掲載されています。このサイトで魅力的だと感じたのは、一つひとつのバナーが丁寧に作り込まれていること。それぞれのバナーにあったフォントやデザインを組み合わせて個別のバナーを作り上げることでサイト全体が賑やかになり、パッと見でワクワクするような雰囲気に仕上がっていると感じます。最近のWebサイトは、どこもスッキリ・シンプルにまとめる傾向がありますが、観光地の楽しさを伝える上ではこうした賑やかさが功を奏しており、個々のコンテンツをクリックしたい! と思わせるのに成功しているのではないかと思います。

 

つなweBエディターの注目ポイント

一つひとつ作り込まれたバナー群

インバウンドにも対応した築地情報サイト
築地場外市場 公式サイト

制作会社:株式会社マイティ・マイティ

東京・築地市場を詳細するWebサイトです。仕入れ業者向けの情報と、観光に来る人、そして築地の歴史など、数多くのコンテンツが用意されています。築地市場には数多くのお店があり、それぞれのお店でバリエーション豊かな食材が販売されています。「お店を探す」から目的のお店を探せるのはもちろん、「食材情報」という更新コンテンツで旬の味覚を知ることもできます。他にもイベント情報、お知らせなど、多岐に渡る更新コンテンツが盛り込まれつつ、トップページからスムーズに新着記事を見渡せるのが魅力です。

 

つなweBエディターの注目ポイント

膨大な更新コンテンツにトップからアクセス

観光サイトや地域PRサイトで大切なことは、見た人のアクションに訴えかけられること。Webサイトを見た人が、実際に足を運んでみたくなるような形になっていることが大切です。そのためには、Webサイトの見せ方もさることながら、どんなコンテンツを用意するかという企画段階の詰めが重要になってきます。自分たちで考えるのもよいですが、経験豊富な制作会社と一緒に、企画立案から相談していくのが近道だと思います。