大手呉服屋の美濃屋からウェブ制作の相談を受けたスイスイディレクターのミネアサヒと、その部下で七転八倒ディレクターの新之助。 手間取っていた素材収集も概ね完了し、 あとは実装を進めるだけ。ここまでくれば自分の仕事は終わったようなもの、と悠々と構える新之助だったが…
この記事の監修者
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関根 聖二
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株式会社スパイスワークス代表取締役、スパイスワークスミャンマー CEO。 WEBサイト制作で培ったノウハウを活用し、企業のDX推進や、世界最先端の教育DX研究プロジェクトに携わる。
~ディレクターの顧客対応篇~
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ディレクターが顧客を不安にさせる理由とは?
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各ページのデザインや実装の段階に入ると、クライアントと直接交渉する用件が減るため、つい連絡がおそろかになりがちです。しかし、先方も制作が進んでいることをわかってくれているだろう、と勝手に思い込むのは禁物! むしろ、こちらの動きが見えない期間だからこそ、こまめに連絡することが大切なのです。
例えばカフェで注文した後、カウンターで受け取りを待っていると、バリスタが「○○をお作りしています」と順番にアナウンスをしますよね。ほんの数分の待ち時間ではありますが、自分のオーダーが進んでいることがわかると「忘れられているのでは?」という小さな不安が解消されます。
数ヶ月もかかるWeb制作ならなおさら不安が募るというもの。週に1回でもいいので、現状を報告することを忘れないようにしましょう。
その際、「コーディングが60%ほど完了し、終わったページは社内でチェック中です」など、具体的な数字や作業内容を伝えることがポイントです。
また、デザイナーやエンジニアなどの制作スタッフとも、継続的なコミュニケーションがスムーズな進行のポイント。最初にミーティングをしても、途中で疑問が出てきたり、意外なところでつまずいてしまったりするものです。
ちょっと聞けば済むことを、コミュニケーションのきっかけがなくてつい聞きそびれてしまう…という経験は誰にでもあるものです。そのせいで回り道や行き違いが起きるのはもったいないですね。
制作チームのメンバーとも定期的にコミュニケーションをとり、進捗確認と小さな疑問・不安の解消をするよう心がけましょう。
今日の教訓
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次回予告
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次回! 納品直前の急な追加依頼。着手の前にまずすることとは?
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日々のプロジェクト進行から「七転八倒ディレクター」と「スイスイディレクター」の違いを探りましょう。
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