大大手呉服屋の美濃屋からウェブ制作の相談を受けたスイスイディレクターのミネアサヒと、その部下で七転八倒ディレクターの新之助。 人を動かすタスクを優先して進める技を身につけた新之助。 順調に業務が回り始めたところで、今度はチームメンバーが忙しくなりアタフタし始めた模様…
この記事の監修者

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関根 聖二
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株式会社スパイスワークス代表取締役、スパイスワークスミャンマー CEO。 WEBサイト制作で培ったノウハウを活用し、企業のDX推進や、世界最先端の教育DX研究プロジェクトに携わる。
~ディレクターの進行管理篇~


「溜める」ことが効率化につながる理由とは?


クライアントから修正指示があれば、スタッフに伝えて対応してもらう。これはディレクターにとって重要な仕事のひとつです。しかし、何でもかんでもすぐに回せばいいかというと、そういうわけではありません。あえて「溜める」ことがテクニックになるケースもあるのです。
溜めることが利点になるケースを2つ挙げてみましょう。
◆「溜める」其の一
1つは、クライアントが五月雨式に修正指示を伝えてくる場合です。気になった部分にランダムに言及したり、後になって上長から別の意見が出てきたり…ここまでのお付き合いで担当者がどんなタイプか、だいぶ見極められたのではないでしょうか。
「この人の場合はまだ続きがありそう」と思ったら、「溜める」技の発動ポイント。「青って言ったけどやっぱり緑で」みたいな指示を毎回そのまま伝えたら、間違いや混乱の元ですし、工数も余計にかかってしまいます。
◆「溜める」其の二
もう1つは、スタッフへの配慮が必要な場合です。クリエイティブな作業でもっとも重要なのは、集中して考えたり試行錯誤する時間です。「さっき来た修正に対応していたのに、また同じところに修正入った~(><)!」となればスタッフのモチベーションもダダ下がりです。こんな時は一旦我慢して、クライアントからの指示がある程度まとまったら制作側に依頼しましょう。
ただし、このテクニックにはリスクがあることもお忘れなく。止めても大丈夫な重さの情報かどうか。止めた方がいいタイミングかどうか。扱う内容やスタッフの稼働状況、スケジュールを鑑みて、判断に自信を持てるようになってから実行しましょう。
止めたまま依頼し忘れたりしたら地獄を見ることになりますよ(^O^)♥
新之助さん、なかなかの上級テクニックを学びましたね!
今日の教訓

次回予告

次回! クライアントに必ず提出するスケジュール。意外と知らないもう一つのスケジュールとは?


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