数々の打ち合わせを経て、ついにデザインとご対面。この段階で、ようやくWebサイトの具体的な形が見えてきます。感じたことは漏れなくフィードバックしていきましょう。
デザインのチェックを行うときには、主観的な視点と客観的な視点の両方が必要になります。主観的な視点では、まず第一に自分の感覚を大切にしましょう。デザインを見てなんとなく違和感を感じたら、それは自分以外の誰かも感じる可能性があります。そのままにせず、感じた印象を制作会社にフィードバックしましょう。
また、主観的な視点では、ホームページの当事者としてのチェックも重要です。製品の魅力が伝わるかどうか、コンセプトのイメージにズレがないかどうかなど、当事者だからこそ感じた印象を伝えることも肝心です。
さらに客観的な視点として、訪問者にとってわかりやすいデザインになっているかどうかチェックすることも肝心です。Web制作会社はWebサイトに対する知識が豊富な分、まれにインターネットの知識が乏しい人への配慮が足りなくなってしまうこともあります。例えばボタンの形や文字の内容などが、Webに詳しくない人でも戸惑わないデザインになっているかなど、訪問者目線を大切にしてチェックしていきましょう。

前ページで「違和感を感じたら率直に伝えよう」と書きましたが、実際はどのようにフィードバックすればいいか迷うことがあると思います。自分の違和感を言語化して修正をお願いするのは、プロ同士でもなかなか難しいもの。日頃からデザインに携わっていない人ならなおさらでしょう。しかし、心配はいりません。顧客の言葉の奥にある意図を探るのも、制作会社に求められるスキルの1つです。直接話をすることで、自分たちの言いたかったことを引き出してくれるはずです。
むしろ制作会社にとっては、「このパーツの色を青から赤にしてほしい」など、具体的な内容だけを伝えられると戸惑うケースがあります。
もちろん、なぜ赤に変えたいのかという真意をヒアリングするのも制作会社の役割ではありますが、「どのように直してほしいか」は制作会社に任せて、「なぜ直してほしいのか」を話し合うようにすると話し合いが円滑に進みます。「HOW」より「WHY」を伝えた方が、修正のフィードバックは上手くいきやすいのです。
